パラグアイに いっちゃっちゃっちゃっちゃった の巻

キヨドコ

2011年10月07日 18:05

はいさい、キヨです。

話は少しさかのぼります。  ブラジルに入る前に、アルゼンチンのイグアスでビザを取りました。(1ヶ月のマルチビザ)    おばさんの知り合いに頼めば、ビザの延長(半年)が楽にできるとのことだったので、短い期間でも大丈夫と思っていたのですが・・・

物事には絶対と言うものはありませんね。   それができなくなり、自分でどうにかしないといけなくなりました。   そんなわけで、観光ビザを延長をしにイミグレへ。

通常は3ヶ月まで延長できるが、今もっているビザは1ヶ月のビザなので、1ヶ月の延長しかできないとのこと。   しかも延長は1回だけなので、もしそれ以上いたいのなら、他の国で再度ビザを取り直さなければならない。   
色々考えた結果、まだしばらくブラジルに滞在したいので、ビザを取り直しに行くことにした。
近場で3ヶ月のビザを取れるところをネットで探すと、パラグアイの首都アスンシオンと、田舎町エンカルナシオンでとれるらしい。   都会よりは田舎のほうが好きなので、エンカルナシオンに行くことに決定した!!

サンパウロのTieteバスターミナルからバスに乗ること18時間、パラグアイ側の国境の町「シウターデル・エステ」に着いた。(110ヘアル 約7000円)
パラグアイは電化製品が非課税なので、多くのブラジル人が買い物に来る。   特に国境が接しているこの街は、大勢の人でごった返していた。   





ここでバスを乗り換え、エンカルナシオン行きのバスに乗った。(45000GUA 約1600円)
ブラジル側より、のんびりとしている感じの道が続く。    話す言葉もスペイン語になっている。 ようやく、他の国に来たことを実感した。 
そしてバスに乗ること6時間、ようやくエンカルナシオンに着いた。
宿はバス停の近くにある、「Hotel Germano」に決定!!  ここは日系2世のあき子さんが経営をしている宿で、居心地よく安心できる宿。  シャワー・トイレ共同で30000G(1050円)、タオル石鹸付。   情報ノートあり、あき子さんに聞けば色々教えてくれる。

街には2件の日本食レストランがあったり、スーパーに日本食材が売っていたりと、日系人も結構いるらしい。    宿から少し歩くと大型スーパーがあったり、ネットカフェがあったりと、のんびりとした田舎町だが、色々物がそろっていて面白い街だ!!   











翌日、ビザを取りにブラジル領事館へ行った。  用意したのは、パスポート・写真1枚・60USドル分の現地通貨のみだった。   イエローカードの提示は求められなかった。   午前中申請で、2時間後受け取り。

コレで用事は済んだのだが、コレだけで帰るのはもったいないので、近くにある「トリニダー遺跡」に行くことにした。

約30キロ離れたこの遺跡へは、バスターミナルからローカルバスで行くことができる。(1時間で、5000G 約175円)  バスに乗る時、運転手に「トリニダー遺跡に行きたい」と言えば、遺跡入り口の道路沿いで下ろしてくれる。   そこから徒歩15分位。    

この遺跡は、映画「ミッション」で使われた場所らしい。    あまり期待しないで行ったからか、とってもよくて久しぶりに堪能した。  思えば南米に入って以来、初めて行く遺跡だったので、インカ時代(?)の建物や壁のモチーフ等が、今まで見てきたものと違っていた。   アジアでもなくヨーロッパぽくもない。   何か自分の中に新しい風が吹いたような、新鮮な気持ちになった感じがした。
所々、補修をしているが、あまりに気ならない程度。   また、こんな良い遺跡なのに、人が全然いない。    2時間くらいか自分ひとりしかいなくて、何も考えずに、ぼ~っとしていた。





























しばらくして街に戻り、鳥の丸焼きとビールで夕食。   普段1人ではあんまり飲まないが、気分がよかったので4本も飲んじゃった!  




食後のマテ茶(苦いけど体に良さそう)

エンカルナシオンは、ブラジルビザを取ってすぐに帰るつもりだったが、居心地がよかったんで結局4日間もいてしまった。   
今度来た時は、他の街も見て回りたいと思う。