11月2日朝8時、ラパスからプーノ行きのバスに乗った。(50ボリ・約7ドル)
途中、チチカカ湖のボリビア側にある「コパカバーナ」でバスを乗り換え、3時にプーノの町に着いた。
ここプーノの町は、標高3900メートルにある町で、チチカカ湖のほとりのある町だ。
チチカカ湖は、汽船が航行可能な湖としては世界最高所にある湖で、琵琶湖の6倍位の広さのある湖。
大小41個の島があり、その島のほかにアシ(ススキのようなもの)を積み重ねて浮島にした島が多数ある。
今回はその浮島のひとつのウロス島と、タキーレ島のツアーに参加した。
朝7時、宿からバスでチチカカ湖まで移動後、船に乗り換えて浮島のウロス島へ向かった。
子供の頃「なるほど・ザ・ワールド」で見て以来、一度は行って見たいと思っていたので、楽しみにしていた。
島に着いて足を踏み出すと、アシでできているせいかフワフワする。 そこに住んでいるほとんどの先住民は裸足だ。 俺も見習って裸足になる。 靴よりも気持ちが良くて、より一層フワフワ感を味わうことができた。
乾燥前の水草
ここに生活している先住民は主に、観光客にお土産を売って生計を立てている。 っというわけで、結構ツーリスティック。 写真を撮るのにもチップがいる。 ヨーロッパで買った折り紙が残っていたので、不器用ながら鶴を折って子供にプレゼントし、写真を撮るという作戦を用いた。 お金をもらうよりも、喜んでいるように思えた。
その後、バサラという浮島と同じアシで作った船で遊覧。 船頭は、いい感じのおっちゃんだった。
それからボートに乗り換え、約2時間かけてタキーレ島に向かった。
タキーレ島の真ん中は丘になっていて、そこから見る景色は絶景!! ただ、標高が高いところを息を切らしながら、400メートル登るのはしんどかった。
なんとか頂上に着いて、展望台からチチカカ湖を見たら、疲れがすぐに吹っ飛んだ!
空と湖のコバルトブルーと、目線の高さにある雲の白とのコントラストが、すごく綺麗。
思わず見とれてしまう。
広場で島の子供たちと、観光客の欧米人がサッカーをしている。 案の上、5分くらいで欧米人はギブアップ。 島の子供はまだ走っている。 標高4200メートルで、こんなに走っているのに驚いた。
タキーレ島の後、船で3時間かけてプーノに戻った。
町に戻ると、なにやら人がたくさん集まっている。 幸運にもその日は、プーノでお祭りがあった。 急いでご飯を食べて、祭りを見に行った。
リオとは比べられないが、カーニバルのような感じのパレードだ。 太鼓・トランペット等の演奏者と、民族衣装を着た踊り子が町を練り歩いている。 しかも色んな民族衣装を着ていて、見ていて楽しい。
獅子舞??
それから宿に預けておいた荷物を取り、夜行バスでクスコへ向かった。