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2011年09月21日

バラナシの 日常 の巻

6月16日、「ガヤ」から「バラナシ」へ向かった。 
バラナシの駅に着いたのが夜の7時で、それからリキシャで宿へと向かった。
宿はガンガー(ガンジス川)の近くにある「オム・レストハウス」。 ここは、旅仲間のたかしとミッチーのお勧めの宿。 宿は掃除が行き届いていて、冷蔵庫が使える(共用)というなかなかの宿。
看板犬の「ザラ」かわいいし、スタッフもやさしい。 沈没しそうな予感。

バングラッシーのんだり、ガンガーで沐浴をしている人を眺めたりと、かなりゆるい時間を過ごしていた。

ある日、朝日を見ようと早起きをしてガンガーへ向かった。 すると何を思ったのか、一緒にいたゆうへいとよしえちゃんが沐浴を始めた。 
ガンガーはヒンドゥ教の聖地で、亡くなった人は近くの火葬場で焼かれ、ガンガーへと流す。
子供と不慮の事故でなくなった人は、焼かずに川の中に沈める。 
その川での沐浴は、考えてもみなかったのでびっくりした。 なにか病気になりそうな感じがしたからだ。 
でも二人は平気そうだったので、ノリでやることにした。 パンツ一丁になってガンガーへはいった。

地面が泥でヌルヌルしているのは気持ち悪かったが、ひんやりしていて気持ちいい。 しかも朝日を浴びながらの沐浴なので、すごく癒された。 ユウヘイが「今日は死体は流れてないなー」って言った時にはさすがにびっくりしてすぐに上がった。

またここにはボートがあり対岸にいける。 ボートは1時間30ルピー(60円)で乗れ、ガイドもしてくれるのでいい。 対岸に行った時に、不慮の事故でなくなった女の人の死体を見た。
一応死体は川に沈めるが、石にくくりつけていた縄がほどけたりして、対岸にあがるらしい。 
その死体は、歯茎が抜き出しで片目がとれ、もう片方がこちらを見ている。 まるでバイオハザードのゾンビのようだった。 それをカラスがついばんでいる。 しばらく見ていたが吐き気がしたので、その場を離れた。 気持ち悪かったが、ガンガーを少し感じた気がした。


バラナシの 日常 の巻

バラナシの 日常 の巻
朝日を浴びながらの「ガンガー」沐浴

バラナシの 日常 の巻
元気玉(?)

バラナシの 日常 の巻
牛も沐浴

バラナシの 日常 の巻
対岸からの眺め



Posted by キヨドコ at 05:07│Comments(0)
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旅行日:2005/3/1

バラナシにてガンジス川や市内を観光した際の日記です。

バラナシにてガンジス川や市内を観光した際の日記【陸路で行くアジアの秘境】at 2011年09月25日 15:18
 
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