てぃーだブログ › キヨのなんくる旅日記 › フンザで 10数年ぶりの OO の巻

2011年09月22日

フンザで 10数年ぶりの OO の巻

8月8日朝9時半、ペシャワールからミンゴーラ行きのバスに乗った。(140ルピー4.5時間) 目的地のチトラールへバスで乗り継ぎのたびだ。 
ホントは直行のバスで行きたがったが、夕方7時しかないらしい。(ガイドブックの情報は古かった(><)) 荷物がある状態で、バス停で待つのはきついので、乗り継いでいくことにした。 

車内ではいつものように、多くのパキスタン人と仲良くなり話をしていた。
「どこにいくのか?」と聞かれたので、チトラール・カラシュバレー・ギルギット・フンザだ! と答えると、「チトラール自体は安全だが、そこからギルギットへ向かう道が危険だからやめたほうがいい」 なんでも今話題の、タリバン兵士が度々、バスやジープを襲撃するらしい。 「本当に??」って聞くと、バスの乗客全員が、危ないからそこの方面は行くなって言っていた。
地元の人が言ってるので、今回はチトラ-ル・カラシュバレーをあきらめ、ギルギットへ向かうことにした。
膳は急げではないが、きついことは一気にやってしまいたい性格なので、できるだけ早くいけるルートを教えてもらった。 

午後2時過ぎにミンゴーラに着き、すぐにペシャーン行きのワゴンに乗り換えた。 
乗客がいっぱいになるまで待ち、満員になったところで出発した。 3時間後ペシャーンという町に着き、ギルギット行きのバスを見つけたがすでに満員で、次のバスの出発まで3時間待った。 その時間を利用して町を散策。 あまり大きくない町で、外人が珍しいのかすぐいろんなひとに囲まれる。
屋台で売っていたマトンのケバブ(串焼きのようなもの・1本5ルピー約10円)を6本食べ、バスに乗り込んだ。
バスが出発したのが夜だったので、すぐに眠ろうとしたが峠道を走るため、頭を手すりにぶつけては起きる、を繰り返して10時間後の朝7時にギルギットに着いた。 トータル移動時間23時間。 久しぶりに中国の旅行を思い出す位、きつい移動だった。 
ギルギットでは街中を散歩するくらいですごし、すぐにフンザ(カリマバート)へ向かった。
フンザは、「風と谷のナウシカ」の構想になった町と名ばれている。 多くのバックパッカーに「山ならフンザ、海ならダハブ(エジプト)」といわれるくらい有名なところでもある。
ここに来る前から滅茶苦茶、楽しみにしていたが・・・
ギルギット最後の夜、体が火照っていてなかなか眠れない。 のどもカラカラ。 頭が重い。 やばい、と思ったが強行出発した。 
フンザについた時には、頭痛と熱が出てて宿に着くなりすぐにベットに倒れた。 しばらくして起きると、ますます頭痛がひどくなっている。 熱を測ると39℃を超えている。 久しぶりだ。 こんなに熱を出すのは、子供のとき以来か?(もしくは初めて) 薬を飲んでも少しの間は効くが、また熱と頭痛がぶり返してしまう。 これではらちがあかないので、病院に行くことにした。 っといってもここは山の中にある町。 病院自体診察代は無料という良心的だが、検査が簡素でこれでいいのか??って思う感じ。 一応薬の名前を教えてもらって、薬を買い毎食後飲み続けたが、薬が切れるとまた前の状態に戻る。 でも、その薬の切れる時間が段々長くなってきているから、もう少し様子を見ようと思う。 
というわけで、フンザに着てからトレッキングしていません。
宿から見える山の景色が最高で、行きたい気持ちもあるが今は体を治す事を優先にしようと思う。

健康第一!!
 
フンザで 10数年ぶりの OO の巻
移動中の風景

フンザで 10数年ぶりの OO の巻
宿からの風景



Posted by キヨドコ at 03:41│Comments(0)
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。