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2011年09月22日

ウズベキスタン やっと入国!! の巻

9月22日夕方6時、シュムケント(カザフスタン)行きのバスに乗った。 夜10時過ぎ国境を越えて、11カ国目の国「カザフスタン」へ入国した。 入国の際、レギストラーツァの用紙を忘れたが入国できた。(これが後になってちょっとした問題になる) 
シュムケントに着いたのが朝の4時。 バスの隣に座っていたキルギス人の兄ちゃんの勧めで、友達の家に行くことになった。 その兄ちゃんは本を届けにきたらしい。 ダンボール14箱を一緒に運んで、友達の家に寝かせてもらった。 翌朝、朝ごはんをご馳走してもらい市内のホテルにチェックインした。 
カザフスタンはバブルの真っ最中で、物価がかなり高い。 アルマティという都市は安宿でも$20以上で、日本とまではいかないがそれに近いくらいの値段。 シュムケントは地方都市なのでそこまで高くはないが、キルギスとは比べ物にならないくらい高いので滞在は3日だけにした。 その滞在中,警察の職質を2回受けた。 
中央アジアの警察は悪徳警察が多く(給料が安いため)、荷物検査と称して所持金や荷物を抜き取ることが度々ある。 何も問題がなければ荷物検査等を拒否して問題がないが、入国時にレギストラーツァを忘れたので、これをつっこまれると何も言えなくなる。 それでワイロと称してお金を要求される。 1回目の職質は問題がなかったが、2回目の職質でそのレギについてつっこまれた。 しかも犯人を護送中の護送車内での職質。 その護送車で職質を受けてる最中、牢屋にいた犯人が暴れだしたので、警官が中に入りボコボコに顔や腹を殴っていた。   
やがて犯人は気絶をして収まったが、横目で見ていて超怖かった(><)  が、ここで怖がっているそぶりを見せると警官のペースになって、お金をいくら取られるかわからなかったので、笑顔で冗談を言いつつ何とか場をなごました。 やがて 「お金をくれ」 と言い出したが、うまく断ることができて何かよくわからないが、ボールペンの交換で話がついた。

9月25日、乗り合いタクシーで国境まで行き、歩いて国境を越えて「ウズベキスタン」へ入国。 国境からはバスが出ていて、首都の「タシュケント」まで約30分で行けた。(400ソム・約40円) 
翌朝、メトロを使いイラン大使館へ。 最初考えていたルートは、トルクメニスタンからカスピ海を越えてアゼルバイジャンに行く予定だったが、それだとトルクメニスタンのビザがおりない。 仕方ないのでイランのトランジェットビザ(1週間で$69)を取り、トルクメからイラン抜けをすることにした。  イラン大使館では軽い面接がありその時に、早くビザが取れるようにお願いをした。 翌日はトルクメニスタン大使館へ。 申請してから1週間後にビザが発給されるので、その間を利用して、ウズベキスタンを観光することにした。 
9月28日イランビザをゲットして、夕方6時の夜行列車で「ヒバ」へ向かった。(2等寝台16000ソム・約1600円) 
翌日のお昼過ぎにウルゲンチに到着。 カザフスタンから一緒の3人で、タクシーでヒバへ向かう。(1人1600ソム) 

ヒバには高さ10m・周囲2.2kmの城壁があり、その内部に旧市街がある。 ここは16世紀に建設して、18世紀に多くのモスクや宮殿を造った。 それが修復されながら現在まで保存されており、町全体が博物館のようで、歩いているとタイムトリップしたような錯覚におちいる。 1990年に世界遺産に登録された。 
街中には巨大なミナレット(塔)やアルクと呼ばれる城跡、金曜モスクが所狭しと並んでいる。  滞在中は街中散策に時間を使った。 夕方の日が落ちる前と、夜のライトアップされた町がお気に入り。 雰囲気がめちゃくちゃよくて、ウズベキスタンで1番のお薦めです。  

ウズベキスタン   やっと入国!!  の巻
町中の様子

ウズベキスタン   やっと入国!!  の巻
夕日があたる町並み(ドラクエのメルキドみたい)

ウズベキスタン   やっと入国!!  の巻
夜のライトアップ



Posted by キヨドコ at 04:56│Comments(0)
 
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