てぃーだブログ › キヨのなんくる旅日記 › ガスクレーターは 熱かった! の巻

2011年09月22日

ガスクレーターは 熱かった! の巻

10月10日朝、宿にチェックイン後、お店でマカロニとアンチョビ缶詰を買い(28000マナット約140円)宿で調理。 この宿には宿泊者用のキッチンが付いていて、自炊ができる。
朝ご飯を食べていると、裕樹君・亜紀ちゃんカップルがチェックイン! サマルカンド(ウズベキスタン)の宿以来の再会!! 旅をしていると、こういう再会が度々ある。 しかも中央アジアだと行く宿が限られているため、なおさら多い。 このカップルは、世界1週旅行中に出会い一緒に旅を続けているが、2年たった今まだアジアを抜けてないというかなりの強者カップル。
9ヶ月経ってまだアジアを抜けられない、と焦っている俺には勇気をもらえる。 久しぶりの再会を祝してパーティーをしようとしたところ、一緒に旅をしているサトシ君が日本のカレールーを提供!! サトシ君の粋な計らいのおかげで、夕食はカレーパーティーをすることになった。 日本を出てから早9ヶ月。 カレールーの匂いをかいだだけで、唾が口の中にたまり、油断するとヨダレが垂れそうになる。 裕樹君たちは2年ぶりで、カレールーの匂いを一生懸命かいでいる。 まるでシンナー中毒者だ。 早速市場に出かけて、食材の買出しをした。
闇両替のおかげで、食材がメチャクチャ安い。 ニンジン・キロ15円、ジャガイモ・キロ25円、玉ねぎ・キロ15円、トマト・キロ20円、牛肉・キロ400円、てな具合だ。 果物も安く、マスカットがキロ25円! 食材が安いので、買い物していてメチャクチャ楽しい。 ウォッカもボトル100円だったので2本買った。 こういった物価の安い街に長居したいが、ビザの関係で5日間しかいられないのがもったいない。 夕方、4人のハイテンションな日本人がカレーを調理した。 その味は飛んで行きそうな位おいしかった!! 長期の旅行になると、食べ物のホームシックにかかるので、この味は特に格別だった。
10月11日朝7時、裕樹君たちに見送られ、宿をチェックアウトした。 本当はアシュガバードでゆっくりする予定だったが、ウズベキスタンで日本人の旅行者から聞いた、「ガスクレーター」に行くことにした。 そこはガスの発掘作業中にガスに点火してしまう事故があって、消火活動むなしく日が消せない状態が未だに続いているらしい。 そこの場所は砂漠の真ん中で行きずらいが、おもしろそうだったので行くことにした。 ウルゲンチ行きの乗り合いタクシーに乗り、DERWEZE(デルヴェゼ)で途中下車。($5) 近くにあるチャイハナっていう、食堂に常設してあるゲルに泊まる事にした。(めし付き$5)
日が暮れるころ、トラックをチャーターして(2人で$14)ガスクレーターに向かった。 その場所は、幹線道路から舗装されていない道を10㌔ほどいくので、徒歩では無理だ。 あたりは真っ暗だがその場所に近づくにつれ、赤く光っている。 ようやくガスクレーターの近くに着いた。 そこからは徒歩で近づいた。 想像していたより穴は大きくて、直径100メートル・穴の深さは約2,30メートルくらいあるだろうか。 近くに行くと穴の中から、「ごわー」という熱風が吹き荒れていて、至る所で炎が吹き出ている。 あまりにも非現実的な光景で、怖さを通り越していて美しさを感じた。 しばらく見ていると、穴に吸い込まれそうな気分になったので、早めに退散した。 宿に戻って夕食を食べ、外で星空を見た。 砂漠の真ん中だろうか、あまりにも星が多く、流れ星も何回か見れた。 
翌日、朝9時から帰りのヒッチハイクをした。 ここからアシュガバードまでは、300キロメートルある。 ウルゲンチからの乗り合いタクシーか、トラックを捕まえないといけない。 トラックはなかなか止まってくれなく、たまにくる乗り合いタクシーは満員でなかなか乗れない。 夕方4時過ぎ、やっと1台のタクシーが止まり、アッシュガバードまで乗せてもらった。($6) 宿に着いたのは夜の10時過ぎ。 シャワーを浴びて夕食をとって、すぐに就寝した。

ガスクレーターは 熱かった! の巻
泊まっていたところの風景

ガスクレーターは 熱かった! の巻
ガスクレーター

ガスクレーターは 熱かった! の巻
ガスクレーター2





Posted by キヨドコ at 05:08│Comments(0)
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。