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2011年09月28日

破壊された町 クネイトラを歩く の巻

4月21日、パルミラからダマスカスへ向かった。(3H 120SP 約240円)
ダマスカスはシリアの首都で、文字通り大きな町だ。
ここでシリアビザの延長をして(35SP 約70円)、シリア最大のスーク(市場)を見学したり、ハマム(トルコ風呂)に行ったりして過ごした。

破壊された町 クネイトラを歩く の巻

破壊された町 クネイトラを歩く の巻

破壊された町 クネイトラを歩く の巻
ハマムにて

その2日後、ゴラン高原にある「クネイトラ」という小さい町に向かった。 
この町は、1967年の第3時中東戦争時にイスラエルに占領され、74年にイスラエル軍が撤退する際、町を徹底的に破壊し多くの人を殺した。  戦争の悲惨さを伝えるために、修復せずにそのままに残している。  
そこはシリアの内務省でパーミット(許可書)をもらえれば、公認ガイド付きで訪れることができる。
負の遺跡と言われるが、これは見ないといけないものと思い行くことにした。
セルビスという乗り合いタクシーを3回乗り継いで、クネイトラについた。(2H 合計30SP 約60円)  
クネイトラは現在、国連監視下の非武装地帯だ。 入り口で警察のチェックを受け、公認ガイドと一緒に町を見学した。

破壊された町 クネイトラを歩く の巻
クネイトラの入り口

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破壊された町 クネイトラを歩く の巻

破壊された町 クネイトラを歩く の巻

ここは自然がいっぱいで、のんびりとしている小さな町だ。  ただほかの町と違うのは、町には誰も住んでいない。 ひっそりとしていて、そこらじゅうの建物が破壊されている。 旧ユーゴスラビアのサラエボやモスタルよりも、リアルに怖いと感じたのはそのせいか。
そのまま時間が止まった感じのする「死の町」だ。  

改めて戦争の悲惨さと、それに関するいろんな問題を考えさせられた。




Posted by キヨドコ at 21:20│Comments(0)
 
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