
2011年09月28日
ぺトラで 少しだけインディージョーンズ気分 の巻
5月5日お昼1時過ぎ、1週間近くいたアンマンからぺトラへ向けて出発した。(3H 3DJ→約480円)
ぺトラといえば遺跡が有名である。 あの「インディージョーンズ・最後の聖戦」のロケ地となったところでもあり、世界各国から観光客が訪れる所だ。
しかしひとつ問題がある。 それは、ここの入場料がやたらと高いということだ。 入場料は1日券で20DJ(3200円)もする。 短期旅行の人ならそんなに高くも感じないが、長期旅行者にとってはとても高い金額になる。 学割も国際学生証だけではだめで、日本の学生証もないといけない。(ちなみに国際学生証はハンガリーで作成)
どうしても見たいが値段が高すぎるので、裏技を使うことにした。
それは、遺跡の門が開く朝6時前に遺跡に入り、中で入場時間が来るまで隠れていて、それから観光をするという作戦である。 これは旅行者には有名な話で、今までいろんな人が作戦を実行している。 ちなみにそれをすると、遺跡内から朝日も見れるという特典付だ!!
前日の夜の内に、サンドウィッチの弁当を作り準備万端で翌朝を向えた。
翌朝4時に起床。 前日は興奮のためか寝つきが悪かったせいか、少々寝不足気味だったがすぐにテンションをあげて出発した。

町からぺトラ遺跡までは、歩いて20分くらいだ。 まだあたりは暗く懐中電灯が必要だ。 途中で水が流れていない川跡に降り、そこから壁つたいに隠れながら歩いていった。
遺跡入り口前に、最大の難所のポリスボックスがあった。 一人ずつ音を立てずに慎重に歩いていき、無事にこの難所を突破した。 気分はハリソンフォードである。 多分、端から見ればドリフのコントのように映ったはずだが・・・
この難所を突破できたときはすごくうれしくて、皆でハイタッチをして作戦成功を祝った。 (思えばこの時が1番面白かった)
それからは順調に遺跡内を歩いて30分後、エル・カズネ(宝物殿)といわれる映画で使われた遺跡の前に出た!!


インディージョーンズのロケで使われた「エル・カズネ」
紀元前1000年に作られたものにしては、柱の装飾がきれいで(修復したのかは不明?)思ったより大きかった。 そこは岩をくりぬいて作られたもので、その大きさと細かさにすごく感動した。
中にも入れそうだったが後で入ることにして、朝日の見える所で朝食を食べるために、急いで丘に向かった。(それが間違いの元になったわけだが・・・)
周りがだんだん明るくなってきていたが、あまり気にせずに歩いていった。






ドンキー君
大きい広場に出てしばらく歩いていたら突然、近くにあった建物から人が出てきた。
「あっやばい!」 と思って別のほうに歩いていこうとしたが、なぜかそちらのほうに進んでしまう。
まるで車に乗っていて、警察の検問所に吸い込まれるような感覚である。
「アッサラモア・レイコン」 「レイコン・アッツサラム」 という挨拶を交わして通り過ぎようとしたが、一人の男がなにやら言っていた。 チケットのことを言っているとわかったが、知らない振りして立ち去ろうとすると腕を捕まえてくる。 その後英語ができる人が来て、チケットは持っているか? とか、どうやって入ってきたか? とか質問してきた。 その時点でまだ開始時間前だったので、「朝日を見に来たけど、門が閉まってきたからそのまま入ってきた」 ということにした。
「チケットを買ってからじゃないとだめだから、車で警察まで行く」ということになり、車でチケット売り場の近くまで連行(?)された。
入り口につくと「あそこが警察だ。 あそこに行くか? それとも一人5DJ払うか?」と言った。
ワイロの要求である。 賄賂を払うのはあまり好きじゃないが、今回は自分に非があるわけだから、ここは払って何もないことにすることにした。
だけど、一人5DJ(約600円)は高いので、みんな(3人)で、5DJにすることに成功した。
チケットを買ってまた入場することもできたが、エル・カズネを見ることができたので、その後は入らなかった。
次回来た時は、チケットを買って堂々とゆっくり観光しようと思う。
ぺトラといえば遺跡が有名である。 あの「インディージョーンズ・最後の聖戦」のロケ地となったところでもあり、世界各国から観光客が訪れる所だ。
しかしひとつ問題がある。 それは、ここの入場料がやたらと高いということだ。 入場料は1日券で20DJ(3200円)もする。 短期旅行の人ならそんなに高くも感じないが、長期旅行者にとってはとても高い金額になる。 学割も国際学生証だけではだめで、日本の学生証もないといけない。(ちなみに国際学生証はハンガリーで作成)
どうしても見たいが値段が高すぎるので、裏技を使うことにした。
それは、遺跡の門が開く朝6時前に遺跡に入り、中で入場時間が来るまで隠れていて、それから観光をするという作戦である。 これは旅行者には有名な話で、今までいろんな人が作戦を実行している。 ちなみにそれをすると、遺跡内から朝日も見れるという特典付だ!!
前日の夜の内に、サンドウィッチの弁当を作り準備万端で翌朝を向えた。
翌朝4時に起床。 前日は興奮のためか寝つきが悪かったせいか、少々寝不足気味だったがすぐにテンションをあげて出発した。

町からぺトラ遺跡までは、歩いて20分くらいだ。 まだあたりは暗く懐中電灯が必要だ。 途中で水が流れていない川跡に降り、そこから壁つたいに隠れながら歩いていった。
遺跡入り口前に、最大の難所のポリスボックスがあった。 一人ずつ音を立てずに慎重に歩いていき、無事にこの難所を突破した。 気分はハリソンフォードである。 多分、端から見ればドリフのコントのように映ったはずだが・・・
この難所を突破できたときはすごくうれしくて、皆でハイタッチをして作戦成功を祝った。 (思えばこの時が1番面白かった)
それからは順調に遺跡内を歩いて30分後、エル・カズネ(宝物殿)といわれる映画で使われた遺跡の前に出た!!


インディージョーンズのロケで使われた「エル・カズネ」
紀元前1000年に作られたものにしては、柱の装飾がきれいで(修復したのかは不明?)思ったより大きかった。 そこは岩をくりぬいて作られたもので、その大きさと細かさにすごく感動した。
中にも入れそうだったが後で入ることにして、朝日の見える所で朝食を食べるために、急いで丘に向かった。(それが間違いの元になったわけだが・・・)
周りがだんだん明るくなってきていたが、あまり気にせずに歩いていった。






ドンキー君
大きい広場に出てしばらく歩いていたら突然、近くにあった建物から人が出てきた。
「あっやばい!」 と思って別のほうに歩いていこうとしたが、なぜかそちらのほうに進んでしまう。
まるで車に乗っていて、警察の検問所に吸い込まれるような感覚である。
「アッサラモア・レイコン」 「レイコン・アッツサラム」 という挨拶を交わして通り過ぎようとしたが、一人の男がなにやら言っていた。 チケットのことを言っているとわかったが、知らない振りして立ち去ろうとすると腕を捕まえてくる。 その後英語ができる人が来て、チケットは持っているか? とか、どうやって入ってきたか? とか質問してきた。 その時点でまだ開始時間前だったので、「朝日を見に来たけど、門が閉まってきたからそのまま入ってきた」 ということにした。
「チケットを買ってからじゃないとだめだから、車で警察まで行く」ということになり、車でチケット売り場の近くまで連行(?)された。
入り口につくと「あそこが警察だ。 あそこに行くか? それとも一人5DJ払うか?」と言った。
ワイロの要求である。 賄賂を払うのはあまり好きじゃないが、今回は自分に非があるわけだから、ここは払って何もないことにすることにした。
だけど、一人5DJ(約600円)は高いので、みんな(3人)で、5DJにすることに成功した。
チケットを買ってまた入場することもできたが、エル・カズネを見ることができたので、その後は入らなかった。
次回来た時は、チケットを買って堂々とゆっくり観光しようと思う。
Posted by キヨドコ at 22:48│Comments(0)